人の自然治癒力
毛細血管があるため赤いつぶつぶに見えるので、この軍団を肉芽組織と呼んでいます。
この肉芽組織は、時間がたつと安定した綾痕組織になり、いわゆる傷痕として残ります。
近年、こうしたサイトカインや増殖因子が特定され、その多くがバイオテクノロジーで量産できるようになって、薬として使われるようになりました。
しかし実際の傷口では、さらに多くの増殖因子やサトカインが存在し・・・
それが傷口の状況や経過に応じて濃度や組み合わせを変えるから、これを臨床でまねることはむずかしいのです。
それなら、この作業を細胞にやらせてしまおうということで、細胞組み込み型の人工皮膚や培養皮膚が造られるようになってきました。
これらの応用によって、床ずれのケアやヤケドの治療は飛躍的に進歩したのです。
傷はわたしたちが邪魔をしなければ、またある場合にはちょっと手を貸すことで、たしかに自然の治癒力で治るものです。
これは永久脱毛 などを行っている皮膚にも言えることです。