"売り込み"
この"美容特訓"、メーカーのねらいは、店の主婦をひとかどの美容コンサルタントに仕立てようというものです。
普通美容コンサルタントといったら、エステで永久脱毛 済みなのはもちろん、あらゆる美容の情報に強くなくてはなりません。
しかし、10日間の勉強をすますと、主婦たちも、にわかに"売り込み"が板につくからこわいです。
少しでも魅力的になりたいと思う女性は、.とくにカンロクのある店の奥さんにことばたくみに売りこまれては、1本の予定の口紅もついに2本にと、買わされてしまいます。
メーカーの"知識武装作戦"は成功したかに見えます。
・・・以上のような特訓について、読売新聞はつぎのような注文をつけています。
「あの手この手と購買意欲をくすぐる作戦に必死なのだが、これらはいずれも、メーカー側の"家庭の事情"。
ただ、これも"売らんかな"だけに結びつけると、消費者、とくに"ファッション"ということばに弱い女性は、その洪水におぼれてしまいそうである。
つまりは、次から次へ現われるメーカー側の"おしきせファッション"に追われて、いりもしないものを買わされるはめになりそうなのだ。
大メーカーの高級信仰の布教の場として重要なのは、卒業期の女子高校生に美容講座をすることである」。