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美容部員の裏話

従来は店主、店員がしきりに客にすすめたのですが、現在では、それだけでは足りないとして美容部員が活躍します。


かの女らは大いに販売成績を上げなければなりません。


さて、永久脱毛 済みのきれいな美容部員はどのようにして客にすすめるか・・・。


コールドクリームがほしいといえば


「ドルックスがある」というか「でもクインテス、プリオールの方が伸びがちがいます」


「コールドクリームには、角質を溶かす作用があるから、シミだの色だのとれます」


「ぜったい良いです、きれいになりますよ」


・・・などとすすめます。


マックスファクターの美容部員が「メークアップ・アーチスト・ブック」というものを持たせられています。


美容部員の心得が書いてあって、表紙裏に


「このブックは他に貸与したり、紛失せぬよう大切にして下さい」


「退社の際は必ずバッジとともに返却して下さい」


・・・と書いてあります。


これには「不可能を受け入れることを学べ」「耐えがたきを耐えよ」から始まって


「商品はすべて優雅な手つきでとり扱うこと、その大切なことがそこからにじみ出るようになる」。


客と「話を始めたら声を落すこと。


そうすればカウンターをへだててお互いに身体を少しのり出して話さねばならなくなる。


そうすると話がいっそう親密になり、沢山売りやすくなる」


・・・などと教えています。

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