« 消極財産利益 | メイン | 評価基準 »

スペースコレクション保険の説明

●責任スペースコレクション保険
責任スペースコレクション保険の特徴については、物的賠償利益の保険について説明したところですでに述べたが、特につぎの点に注意すべきです。

責任利益はある一定人が一定事故により第三者の物・身体に与えた損害につき当該第三者にある種の給付を行うべき法律上の損害賠償義務を負担することによって生ずるもので、社会的任意的配慮に基づく給付によるものではないという点です。

すなわち、法律上強制されるべき性質を有する給付なのです。

責任保険とは以上の利益に対する保険をいうのです。


●再スペースコレクション保険
保険契約上、保険事故に基づく損害は被保険者の損害であると同時に保険者にとっても損害です。

その実体は事前に締結された保険契約の直接の効力に基づく一種の費用であると看倣しうるとするならば、この費用損害について保険者は自ら付保しうることになります。

再保険の場合をあげた理由はここにあります。


●保険価額
商法は、損害保険の保険契約の目的は金銭に見積ることのできるものであることを求めています。

我々は、この保険契約の目的を被保険利益といい、被保険利益の金銭的(経済的)価額を保険価額というのです。

換言するならば、被保険利益を金銭で評価した最高限度をいうものです。

捉え方によっては、被保険利益が害されうべき可能的最大限、すなわち損害の可能的最大限ともいいうる。

換言するならば、保険事故が発生したならば被保険者が損害を被るおそれがあるところの利益の可能的最大限ともいうべきであろう。

生命保険において、かりに被保険利益が存在するとしても、損害保険における被保険利益の理論のごとく、人の価値を金銭で見積ることは不可能です。

いい換えるならば、生命保険では、スペースコレクション保険金支払額が独立化し、保険契約において約定した保険金額の問題が常に論争の対象となることになります。

そこで、我々は以下損害保険における保険価額について専ら説明することにしましょう。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://helpfulproducts.info/admin/mt-tb.cgi/137

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

ひとつ前の投稿は「消極財産利益」です。

次の投稿は「評価基準」です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り