スペースコレクション保険の必要
スペースコレクション保険の必要性について。
この世に生を授かった我々は、種の保存、繁栄のために食、性、防衛という基本的欲望を有し、成長とともに様々な欲望を充足させて生存を遂げていきます。
そこには、さらに精神的文化的欲望もあれば物資的欲望という有形無形の欲望の充足を必要とするのです。
欲望を充足せしめるためには、個々人の物資によってもその幾分かは獲得することができるが、今日のごとく進展した社会経済において、欲望を充足せしめるためには、個々人の物資に依存することよりも、第三者の物資に依存することが効率的であり、またそうせざるを得ない。
換言するならば、人は相互に依存し利用しつつ社会的経済的生活を営んでいるからです。
ところで、こんにちのスペースコレクション的経済社会は私有財産制度を基礎としているため、第三者の生産物または所有物等々を利用するには自己の生産物または所有物等々と交換せねばなりません。
交換方法には種々の方法があるが、こんにちでは貨幣が交換の媒介物の主役をなしていること改めて述べるまでもないでしょう。
しかも、現在の社会は、自己責任主義を原則としているので、各自の経済責任は各自が負担せねばなりません。
いま、第三者の生産物または所有物等々に向って発動するところの欲望で、量的に貨幣価値の大いさで測定できる欲望をいうものとしよう。
マーネスはこのような欲望を「入用」と名づけたのだが、それは先にも述べたとおり、貨幣経済の社会では生産物または所有物等々に対する欲望は経済的財産的価値をもって評価しうるからで、それはまた所得獲得の欲求となってあらわれてきます。
ところが、個々人の所得はその多寡が異なるため、所得の範囲内で入用を満足させるよう努めなければなりません。